東洋医学のスペシャリスト

施術

ツボを刺激して健康回復

鍼灸は「ツボ」と呼ばれる東洋独自の健康概念に基づいて発達した医療技術です。鍼または灸でツボを刺激することにより、身体へさまざまな効能をもたらすことを目指します。冷え症や肩こりの改善といった健康増進目的で用いられるほか、神経痛などの疾病治療にも利用されます。治療目的で鍼灸を用いる場合は、鍼師または灸師と呼ばれる国家資格が必要です。両方の資格を併有する人が多いので、しばしば鍼灸師と総称されます。国家試験を受験するためには指定された養成学校で必要な単位を修める必要がありますが、この場合も1つの学校に鍼師・灸師両方の養成課程を持つところが少なくありません。鍼灸師養成施設は、全国に約200校あります。その多くは3年制専門学校で、他には3年制短期大学、4年制大学があります。また、かつては視覚障がい者が従事する機会の多い職業であったため、盲学校の中にも養成課程を設けているところがあります。専門学校の一部には、2部制を設けているところもあります。働きながらでも資格取得の勉強ができるよう、夜間に講座が設けられています。受験資格を得るのに必要な科目は各学校とも共通していますが、カリキュラムの内容はそれぞれの学校ごとに特徴があります。東洋医学にベースを置くとはいえ実際に施術を行うには西洋医学についてもある程度の知識が必要となりますが、カリキュラムにおける双方のバランスは学校によって異なります。また、知識に重点を置くか実技の習得をメインにするかについても、学校ごとに特色があります。

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